以前、日本経済新聞の取材を受け、その記事が先週の夕刊に載りました。
取材の際に、記者の方とお話ししていて、私服面接のルーツの話題になったのですが、個人的に考える私服の面接のルーツは、IT業界の台頭と関わりがあるのではないかとコメントしました。
旧来のビジネススタイルを大きく変えたのは確かです。
やはり、若いIT系経営者の台頭で、「ノーネクタイでお仕事」がトレンドになった昨今(クールビズの影響もありますが)、企業側は採用姿勢も個性を引き出すスタイルに変わり、優秀な人材を獲得しようと必死です。
もともとカジュアル系のアパレル業界は私服面談(というより服装自由)での対応が多かったのですが、最近では、お固い会社でも私服面接を取り入れ始めました。
確かに学生の「素」の状態を観察しやすい私服での面談は、個性を引き出すには最適です。
しかし、それを逆手に取れば、学生にとっても個性を発揮しやすい場となります。
もちろん、ただ普段着で面接すれば良いという訳ではないのは皆さんお判りかと思いますが、リクルートスーツに比べれば、自分を表現しやすいのも事実です。
皆さんは自分の個性をどのように考え、どのようにアピールしようかと考えますか?
次回は、私服面談の際に気を付けたい点を、ファッションの観点から考察します。